自転車ロードレースの世界も2020年は新型コロナウィルス(COVID-19)の影響を大いに受け、グランツール(世界3大自転車ロードレース)は中止こそ免れたものの、日程の大変更がありました。
2021年のグランツールはどうなる?日程を確認してみます。
目次
予定されている2021年グランツールの日程
20年は大荒れだったグランツールの日程ですが、21年は概ね例年通りの日程での開催が予定されています!
2021年 | 参考:2020年 | |
ツール・ド・フランス | 6月26日〜7月18日 | 8月29日~9月20日 |
ブエルタ・ア・エスパーニャ | 8月14日〜9月5日 | 10月20日~11月8日 |
ジロ・デ・イタリア | 5月8日〜5月30日 | 10月3日~10月25日 |
ツール・ド・フランス:6/26~7/18
もともとは21年のツール・ド・フランスは7月2日〜25日で開催される予定だったようです。
これが、21年に延期となった東京オリンピックの影響で1週間早くスタートする日程が組まれました。
東京オリンピックの自転車競技開催日程
- ロードレース男子:7月24日
- ロードレース女子:7月25日
- 個人タイムトライアル:7月28日
ここと日程が重なって有力選手が選択を迫られる事態を避けたわけです。
東京オリンピックが21年にあるのは、言わずもがな、新型コロナウィルス影響で20年に開催ができなかったためです。21年のグランツールの日程にも、未だ新型コロナウィルスが影響していると言えます。
#TDF2021 🇫🇷
第1⃣0⃣8⃣回大会は6月26日から7月18日まで💛 pic.twitter.com/AhCyY5TgAI— Tour de France JPN/ツールドフランス公式🇯🇵 (@letour_jpn) November 2, 2020
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ブエルタも、当初の想定よりも1週間早い日程のようです。
こちらも別の大会の日程絡み。
- ヨーロッパ選手権:9月11~12日
- 世界選手権:9月18~26日
こうなると、ブエルタはヨーロッパ選手権の前の週に終わっておいた方が収まりが良いのでしょう。
ジロ・デ・イタリア:5/8~30
2020年は10月開催となったジロ、2021年は例年どおりに戻ってきたという感じですね!
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ツール・ド・フランスを筆頭に、21年のグランツールは概ね例年通りの日程で開催される見込みとなっています。
ただ新型コロナウィルスの世界の感染状況からすると、大会運営はまだまだ例年通りとはいかないと思われます。
選手・チーム・運営側は、20年大会を成立させた知見があるとはいえ、前年に続いて勝負以外の部分で注意力を割かれる難しさがあるでしょう。
1ファンとしては、頭が下がる思いですが、21年大会も楽しみにしています。
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