香港旅行で事前に日本でSIMカードを買っていってみました【快適】

この記事では、香港へ渡航した際に、日本で事前に現地用のSIMカードを買っていって使ってみた体験談をご紹介します。

私は海外に行くときにはこれまでいつも現地でSIMカードを買って通信環境を確保していました。慣れない海外でもスマホがつながれば非常に旅が楽になります。

でも現地調達はそれはそれでちょっと心配があったりしませんか?

「到着が夜(または早朝)なんだけど、お店は空いてるのかな?」

「英語よくわからないし、現地でちゃんと目的のSIMが買えるか不安」

など。。

日本でSIMカードを買って持っていって、旅行先でふつうにスマホをネットにつなげて使えるのなら、上記のような心配をする必要はなくなりますよね。

私は今回初めて、Amazonで「China Mobile (中国移動)」のSIMカードを買って、香港旅行に持っていって使ってみました。

何も問題なく使えてとても便利でしたよ。

香港用SIMカードの基本スペック

今回私が使ったのは「China Mobile (中国移動)」という会社のプリペイドSIMカードです。

China Mobileは中国最大手の携帯通信事業者のようですね。

このSIMカードの基本スペックを、私の感想も交えて以下にご紹介します。

利用期間:4日間

利用を開始した時点から96時間(24時間×4日間)というカウントの仕方です。

データ容量:1日1GB

私は普段日本では1ヶ月3GBの契約で十分に収まっています。

渡航中とはいえ1日1GBあれば十分です。

なおデータ利用が1日1GBを超えた場合は、使えなくなるのではなく、通信速度が低速になって一応つながるようです。

通信速度:LTE(4G)高速通信

使ってみての感想ですが、通信速度はまったく問題なく、日本にいるのと同じように使うことができました。

いつもチェックしていたわけではありませんが、基本ずっとLTEを掴んでいて3Gにはほとんどならなかったと思います。

通話:香港内への通話80分可能

私はまったく使いませんでしたが、無料通話も付いています。

SIMサイズ

標準・micro・nanoサイズに対応します。

ほとんどのスマホ・タブレットに対応できるかと思います。

SIMカードは希望のサイズに手で切り離せます。

ちなみにiPhoneは5以降ならnano-SIMです。

日本語のマニュアルが付属

簡易取説ですね。

私はデータにしてEVERNOTEのオフラインノートに入れて持っていきました。

もちろん紙で持っていってもいいです。

コスパ最高

価格は多少変動するようですが、私が買ったときは1枚590円でした。Amazonで買えます。(私は楽天ユーザーですが楽天では売っていませんでした。)

この価格で上記のスペックは魅力的です。

結果的に何の問題なく使えたので、非常にコスパが良かったと思っています。

利用開始の手順:唯一の注意点はAPN設定かと

私の実体験も踏まえて利用開始するまでの手順を説明します。

SIMカードを入れ替える

SIMカード取り出し用のピンを持っておきましょう。

ちなみに私は画像のとおりクリップですが(笑)。 クリップでもいけますよ。

飛行機の搭乗中に替えてしまうと良いでしょう。

APN設定をする

やり方は簡単。

付属のマニュアルに書いてあります。iPhoneの場合は下記の手順でした。

STEP.1
ホーム画面で「設定」をタップ
STEP.2
「モバイル通信」をタップ
 
STEP.3
「モバイルデータ通信」をONにスライド
 
STEP.4
設定完了
あとは自動的に設定が完了します。

と、これで完了とマニュアルに書いてあるのですが、、私の場合はつながりませんでした。

自動設定されずにAPNの入力が必要な場合は下記の入力をお願い致します。

(付属マニュアル より)

自動でつながらない場合は手動での入力が必要なようです。私はこのパターンでした。

  • 名前:cmhk
  • APN:cmhk
  • ユーザー名:空欄
  • パスワード:空欄
  • 認証方式:CHAP

上記とそのまま同じではありませんが、私の場合は下記の画面でした。(OSバージョン:iOS12.0)

cmhk =China Mobile Hong Kong ですね。

これをやってあげると、無事ネットワークがつながりました。(▼)

ちょっと戸惑うとすればこのAPN設定の箇所だと思いました。

テザリングもできた

このChina MobileのSIMカードで、テザリングも問題なく使えました。

ホテルのWi-Fiってたまにつながらなくなったり不安定なことがあるので、スマホのテザリングを使ってタブレットをネットにつなげていました。便利ですね。

終わりに:日本からSIMを持参する方法も便利

今までは海外の現地SIMはいつも現地に着いてからお店で入手していましたが、今回初めて香港への渡航で日本で買ったSIMを持参して使ってみたところ何も問題なく、便利に使えました。

  • SIMカードを入れ替える。
  • APN設定を行う。

この2点をちょっとの労を惜しまず自分でやることが条件になります。ハードルは高くないと思います。

China MobileのSIMカードは、データ容量・利用期間・通信速度といった基本スペックをきちんと満たしており、価格はリーズナブルです。

香港への旅行者が通信環境を手に入れるいい手段だと思いました。