2019年も5月に自転車ロードレース界の3大グランツールのひとつ、「ジロ・デ・イタリア」が開催されます。
5月11日から6月2日まで、約3週間に渡って行われます。
ジロ・デ・イタリア、愛称は「ジロ」。
「ジロ」ってどういう意味?
「Giro」:周回・周遊の意味を持つイタリア語 です。
イタリア全土を巡る自転車ロードレースです。
ジロの中継は2019年もDAZN(ダゾーン)で確定です。
目次
DAZN(ダゾーン)が放映権を持つ
かつてはスカパーのJ SPORTS一択で良かったが
日本ではジロ・デ・イタリアは長くJ SPORTS(ジェイ・スポーツ)が放送を担当してきました。
調べてみると、2002年から録画中継、2006年から2016年までは生中継で、J SPORTSが長く放送を行ってきたようです。
これが2017年から状況が変わりました。
日本ではJ SPORTSからDAZNへ放送局が移ったことになります。
どうもジロの放送局変更(=今まで通りにジロが観られない)という現象は、日本だけのことではないようです。
この辺りの事情は宮本あさかさんの記事に詳しいです。
参考 ジロ・デ・イタリアと放映権にまつわる覚え書きYahoo!ニュース要は、ジロの主催者であるRCSスポーツの財政状況の悪化、からの放映権料の高騰が背景にあるようです。
放映権料高騰に二の足を踏んだJ SPORTSに対して、DAZNは日本市場への先行投資も込みで放映権を買う決断をした、ということなのでしょう。
確かに、多少無理にでもグランツールクラスのビッグレースの放映権を取らなければ、日本のサイクルロードレースファンの契約を後発のDAZNが取ることはできなかったでしょう。
ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの放送は?
3大グランツールと呼ばれるその他の2つ、ツール・ブエルタの放送は2019年も引き続きJ-SPORTSが担当します。
視聴者の立場としてはちょっと煩雑になりますね。
ただ、J SPORTS一本だった日本のサイクルロードレース中継にDAZNが参入してきたことで、結果的に日本で観戦できるロードレースの総数は増えたと言われます。デメリットばかりではないようです。
DAZNの視聴料金
DAZNの月額視聴料金は下記のようになっています。
この料金で全コンテンツを視聴することができます。
- 通常料金:月額1,750円 (税抜) →税込1,925円
- DAZN for docomo:月額980円 (税抜)
ドコモ利用者には割引プランがあります。残念ながら私は対象外ですが。
スカパーでJ SPORTSを契約した場合の料金が税込2,944円 であり、1,000円安いDAZNの通常料金はお得感があります。
前年2018年のジロを制したのは?
前回覇者はチーム・スカイのクリス・フルームでした。
最終盤の第19ステージ、歴史に残る独走劇を演じ、大逆転で勝ち取ったタイトルです。
この勝利でフルームは、2017年ツール→2017年ブエルタ→2018年ジロと、グランツール3連覇。これは史上3人目の快挙だそうです。
ただし、このジロへ出場し最大出力で走りきったことが、彼が次の2018年ツール・ド・フランスを獲れなかった原因のひとつでしょう。このへんの塩梅が難しいのでしょうね。
DAZNの申し込み方法・始め方
さて、DAZNの視聴契約の始め方ですが、これはカンタンです。
DAZNホームページから申し込みをします。
▲「まずは、1ヶ月お試し¥0」を押すと申込み画面に進みます。
▲アカウント作成画面になります。
氏名、Eメールアドレス、希望するパスワード、の情報を入力します。
▲支払い方法を選択します。
手段はいくつかありますが、通常はポイントももらえるクレジットカード決済が無難でしょう。
▲これで完了。
視聴の始め方はとてもカンタンです。
新規登録の場合は1ヶ月無料、再開の場合はこの特典はありません。
DAZNのホームページでは「いつでも退会可能」という文字が目に入ります。意識的に配置していると思われます。
有料の月額課金型サービスって、一度契約したら解約させないような仕組みにしてあるものが、少なからずありました。もうそういうやり方って古いし、そのサービスの利益としても長期的にはマイナスだと思います。
そういった視点からいって、DAZNの「退会・再入会歓迎」の姿勢は好感が持てます。「いつでも退会可能」であるからこそ、気軽に入会もできるものだと思います。
私の印象ではスカパーのスタンスも同じで、以前下記の記事にしています。(▼)
スカパーの解約は簡単/再加入も簡単
契約したまま放っておけば次月分が自動で課金されます。
自分が観ているスポーツのシーズンが終了するなど、視聴契約が不要になったら速やかに手続きをすることを忘れないようにしましょう。
終わりに
2019年のグランツールが始まります。
その口火を切るジロ・デ・イタリアの放送は2019年もDAZN(ダゾーン)です。
これを踏まえて私の2019年のロードレース観戦計画はどうするか。というと、、
5月上旬から6月上旬までDAZNで1ヶ月間契約して、ジロを観戦。
6月から9月までスカパーのJ SPORTSで4ヶ月間契約して、ツールとブエルタを観戦。
ざっくりこうかなと、考えています。
皆さんもDAZNでジロ観て楽しみませんか。
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▼この19年シーズンでDAZNでのジロ放映は最後に。21年シーズンからは“元サヤ”J SPORTSに復帰となりました。
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