「イオシス買取」にApple Watch Series 2を買い取りに出しました。
税込約44,000円のApple Watchが、使い倒したあと5,500円で売れました。
Apple Watchに限らず、スマホやタブレットなど、デジタルガジェット類は数年に一回くらいの頻度で買い換える場合が多いと思いますが、旧品は買い取りに出すのが良いでしょう。
次の商品の購入代金の足しになる、バカにできない金額で買い取ってもらえます。
- どこに売ったら高く買い取ってくれるんだろう?
- ネット検索すると参考価格は載っているけど、実際どういう査定額になるんだろう?
そんな疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。私もそのひとりです。
今回、大手のイオシス買取へ使い終わった中古のApple Watchを売り渡しましたので、そのレビューをシェアしたいと思います。
目次
買い取りに出した商品
今回買い取りに出したのはApple Watch Series 2 。その名のとおり、Apple Watchの2世代目です。
- GPSモデル
- アルミニウムケースのスポーツバンド モデル
- サイズ:42mm
- 色:スペースグレイ
- 型番:MP0G2J/A
- 型番は一度調べてメモっておくと、買取業者HPで参考価格を検索したりするのに便利。
発売は2016年9月で、それを2021年3月に買い取りに出したレビューです。
中古品は、発売から時間が経てば後継機が出てきますし、経時で必然的に買取価格が落ちていくので、記載しておきます。
買取業者選定 →『イオシス』にしてみた
Apple Trade in(Apple公式)
通常Apple製品を売るときには、私はまずApple公式の買取サービス、Apple Trade in を調べます。実際に過去何度か利用したこともあります。
見積り金額は2,000円でした。
Apple公式の下取り価格は、経験上基本的にあまり高くありません。
「最低この価格では買い取ってもらえる」という下限の価格として参考にします。
GEO、スマートバイヤー、他
目ぼしい売り先候補を、ネット検索でいくつか探してみました。
▼「GEO」を確認
GEOは、同系列の「スマーケット」で以前iPhone買取を利用したことがあります。大手と言っていいでしょうね。
参考価格6,000円、のようです。(21年3月現在)
さて「参考価格」ですか。この金額は買取の中央値くらいなのでしょうか?それとも上限?
状態や条件により、買取価格が下がる場合が御座います。予めご了承下さい。
「下がる場合がございます」か。
上がる場合はないのでしょうか?そうすると参考価格=上限価格?
ちょっとよくわかりません。
▼「スマートバイヤー」を確認
傷があっても、付属品が無くても、動作に問題がなければ減額無しで5,000円。(21年3月現在)
こちらはGEOとは違い、ある意味明快ですね。
減額も無いけど、増額も無い。
付属品を処分してしまっていたり、商品の状態に自信が無い場合は、選択肢としてアリかもしれませんね。
ただ「スマートバイヤー」という業者さん、寡聞にして知りません。そこがちょっと不安ではあるでしょうか。
イオシス
▼「イオシス」を確認
一番上は「使用していない」=未使用品ですから今回は対象外。
中古買取としては、商品の状態に応じて3段階、または「最低買取保証金額」を含めると4段階、に分かれています。
イオシスは以前iPhoneとAirPodsの買い取りで二度ほど利用したことがありますが、私が考えるイオシスの利点は下記です。
- 買取金額のベースが基本的に高め。
- 参考買取金額が段階に分かれている。
→他業者と比べて買取金額の予測がつきやすい。 - 査定金額に納得がいかなかった場合の返送料金がイオシス持ち。
イオシスは、中古品の買取上限金額は10,000円。
⇄他社は、GEOが6,000円以上の査定があるのか、よくわからない。
イオシスは、最低でも5,200円で買い取ってもらえそう。
⇄他社は、スマートバイヤーが5,000円確約。GEOは下限金額がよくわからない。
他に条件の良さそうな業者は見当たらず、イオシスはAirPodsを売ったときも査定に一定の納得感があったので、イオシスに出してみることにしました。
商品の状態
どんな状態の商品を買い取りに出したのか、画像をまじえて記載します。
商品本体の外観
▲光の当たり方や角度にもよるのですが、ディスプレイ端に傷が見られます。
▲側面のボタン付近に塗装の剥がれが見られます。
▲画像だとわかりづらいのですが、デジタルクラウンにもいつのまにか少し傷がついていました。多少ぶつけたりするからなあ。
付属品の欠品は無し
▲本体+箱・充電ケーブル・替えバンド・マニュアル等、一式揃えて買い取りに出す。
イオシス買取のサイト上の参考買取価格は、こうした付属品一式がすべて揃った状態の金額だということは覚えておいた方が良いです。
業者によって、参考買取価格は本体の価格で、付属品は付いていればプラス査定になる場合もあります。
イオシスは逆です。
付属品は付いていることが前提で、ひとつでも欠品があるとそれはマイナス査定になります。
外箱、マニュアル含むすべての付属品のうち1つ以上欠品しているものは約5%の減額となります。
(出典:付属品について –イオシス買取)
AirPodsの買い取りのときは充電ケーブルを欠品させてきっちり減額をくらいました。
査定の結果
イオシスからはe–mailで以下の内容で査定結果の連絡が来ました。
[ランク]:中古Cランク
[買取単価]:5,500円
[商品備考]:ディスプレイおよび背面にキズが見られる状態となっております。
なるほどですね。
ではこの査定結果を当初ホームページで調べた「参考買取価格」と比べてみましょう。
レビューとしてはここが大事です。誰でも見れる状態でホームページ上で謳っている参考価格と、実際の査定価格がどう違うのか。
今回は、Cランク査定、その他減額・増額無しで、5,500円でした。
- ディスプレイの傷:
→確かに傷はありました。あれが「目立つ傷」と判定されたなら仕方がないかなという感想です。 - 背面の傷:
→全く私の目には入りませんでした。なので写真も撮っていませんでした。どこのことだろう? - 側面の傷や塗装剥がれは指摘なし:
→減額対象になるのは背面よりむしろこちらだと思っていました。査定結果からはスルーされたように読めます。
背面の傷の指摘があり、側面のことは指摘なし。ここはイマイチ腑に落ちませんでした。納得度70%くらい。
ディスプレイの傷が「目立つ傷アリ」の判定で、結果的にCランク査定というのは、残念ではありますが納得はしました。
なのでそのままイオシスに買い取りに出しました。
今回の反省点と高く売るためのヒント
今回買い取りに出してみて、「もう少し高く売れたな〜」という反省と教訓が以下です。
買取は早めに動こう
もっと早く動けば良かったし、動けたはずです。
私が今使っているApple Watch Series 5を購入したのが、履歴を確認すると19年の9月でした。
つまり今回買い取りに出したSeries 2が不要になったのがこのときです。
買い取りに出したのが21年3月。約1年半も放ったらかしてた_| ̄|○
おそらくもっと早く買い取りに出していたとしても、ディスプレイの傷によるCランク査定は変わらなかったでしょう。
しかし買い取りに出すのが早ければ、ベースの買い取り金額がもっと高かったはずです。査定ランクは変わらなくても同ランクの金額が違ったはず。
中古品の価値と価格は経時で確実に減価します。
こういうのはもったいない。
自分の場合はたぶん傷は防げなかった
Apple Watchに各種ケースがあることはもちろん知っていて、ケースをつけていればディスプレイと側面の傷は防げたかもしれません。
でも私はApple Watchはケース無しで使いたい派です。
裸で使っていればどこかにぶつけてしまうこともあるでしょう。
ディスプレイには一応保護フィルムは貼っていたのですが、今回減額査定を受けた「傷」は、ちょうどそのフィルムの少し外側が当たって付いてしまったものでした。
私の場合はたぶん傷は防げませんでした。
なので、今回の傷による減額査定には、特に後悔はありません。
高く買い取ってもらうために私にできたことは、やはりもっと早く売り渡しのアクションをとることでしたね。
まとめ
「イオシス買取」に、16年発売のApple Watch Series 2を買い取りに出しました。
査定結果はイオシス内部基準のCランクで5,500円でした。
査定内容には一部腑に落ちない点がありました。ただディスプレイの傷を「目立つ傷アリ」と判定されての減額査定は、おおむね妥当だと感じました。
税込約44,000円のApple Watch 2ですが、今回の売り渡しで使用後に購入金額の12%ほどを回収できました。
不要になってから1年半も放っておいて、買取金額のベースを自ら下げてしまったことは、今回の反省点であり、皆さんには同じ失敗をしないようにしてもらいたいですね。
それでは、また。
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▼同じくAirPods・iPadを買い取りに出したときのレビュー記事を書いています。よろしければこちらもどうぞ。
イオシス買取にAirPodsを売り渡したレビュー【中古品の状態/査定金額/査定内容】