【実例】中古品のiPadを買い取りサービスに出した体験談【高額査定/イオシス】

中古のiPadを買い取りに出しました。

約6年間使ったiPad Air 2を買い取りに出して、買値の30%弱の金額が戻ってきました

Apple製品のリセールバリューの高さを感じます。

スマホやタブレットなど、デジタルガジェット類は数年に一回くらいの頻度で買い換える場合が多いと思いますが、旧品は速やかに買い取りに出すのが良いでしょう。

次の商品の購入代金の足しになる、バカにできない金額で買い取ってもらえます。

ただ売り渡しにあたっては下記のような疑問や不安を持つ人は多いのではないでしょうか。

  • どんな状態の商品がどんな内容の査定を受けるのか?
  • ネット検索で出てくる業者の「参考価格」に対して、実際どんな査定額がつくのか?
  • どこに売ったら高く買い取ってくれるのか?

今回、数社買取先を検討し、実際に大手のイオシスの買い取りサービスを利用しましたので、その体験談をシェアしたいと思います。

買い取りに出した中古品のモデル・仕様

今回買い取りに出したのはiPad Air 2です。

仕様は以下のとおり。

  • Wi-Fi+Cellularモデル
  • 色(仕上げ):スペースグレイ
  • 容量:64GB(3種類の真ん中)
  • 価格:税抜78,800円、税込85,104円(当時8%)
  • 型番:MGHX2J/A
    • 型番は一度調べてメモっておくと、ネットで参考価格を検索したりするのに便利。

発売は2014年10月で、それを2021年3月に買い取りに出したレビューです。

中古品は、発売から時間が経てば後継機が出てきますし、経時で必然的に買取価格が落ちていくので、記載しておきます。

買取業者選定

AirPodsやApple Watchの売り渡しなど、過去の経験も踏まえて「イオシス」を本命に置きながら、買い取りの業者と条件をネットで探していきます。

Apple Trade in(Apple公式)

通常Apple製品を売るときには、私はまずApple公式の買取サービス、Apple Trade in を調べます。実際に過去何度か利用したこともあります。

Apple Trade inの見積り金額は13,000円でした。

ちなみに上記画像のとおり、「デバイスの状態」についての確認事項はすべて「はい =正常」にしての金額です。

Apple公式の買い取り価格は、経験上基本的にあまり高くありません。

「最低この価格では売れる」という下限の価格として参考にします。

イオシス

▼本命「イオシス」の条件を確認

一番上は「使用していない」=未使用品ですから今回は対象外。

中古品買取としては、商品の状態に応じて「最低買取保証金額」を含めて4段階に分かれており、画面割れ等は「難あり」と分類されジャンク品扱いの買取価格となっています。

また今回イオシスはキャンペーン開催中でした。▼

査定額20,000円以上であれば2,000円増額という内容。

これらを踏まえて、今回自己評価としては、買い取りに出すiPadの商品の状態は、自信ありです。(詳細は後述)

適正に査定がされる前提で、「使用感が少なく傷はない」ランクを期待しながら、少なくとも「使用感はあるが目立つ傷はない」ランクと考えます。

査定金額22,000円〜24,000円 +キャンペーン増額2,000円 =合計24,000〜26,000円

これが今回イオシスでの予想買取額になります。

 

イオシスは3回ほど利用したことがありますが、私が考えるイオシスの良さは下記です。

  • 買取金額のベースが基本的に高め。
  • 参考買取金額が段階に分かれている。
    →他業者と比べて買取金額の予測がつきやすい。
  • 査定金額に納得がいかなかった場合の返送料金がイオシス持ち。

上記のように、この下調べの段階である程度の精度で買取予想額がわかるのはイオシスのメリットです。

他業者を確認:じゃんぱら、パソコン工房、ゲオモバイル、ドスパラ、他

本命の「イオシス」、セーフティネットの「Apple Trade in」の買取予想額を念頭に置きながら、他の目ぼしい売り先候補を探します。

▼「ドスパラ」をチェック

上限金額が18,000円選ぶ理由無し

 

▼「ゲオモバイル」をチェック

タブレット等デジタルガジェット買取ではゲオ系は一応チェックします。

中古品買取の上限金額が18,000円 →選ぶ理由無し

買取金額20%UP中とのことでしたが、下限はApple Trade inを下回り、上限はイオシスに大きく及びません。渋い。

 

▼「パソコン工房」をチェック

上限金額が23,000円。参考金額はこれ一本。

下限金額等、査定でどの程度上記から減額になるのか、予想がつかない。

却下(イオシスの予想額に及ばない。また読めない。)

 

▼「じゃんぱら」をチェック

上限金額が24,000円。パソコン工房と同様に、こちらも金額一本。

上限金額は高めなものの、減額の程度が読めません。

買取業者はイオシスを選定

  • イオシスの買取予想金額は、総額24,000~26,000円。
  • 他業者は、じゃんぱらの上限24,000円、パソコン工房の上限23,000円が高め。
    • ただし、両社とも減額査定の予測がつかない。
    • 仮にMax査定でもイオシスと同程度。

過去に利用実績があり、査定にも一定の納得感があったので、今回もイオシスに出してみることにしました

買い取りに出した中古品の状態

どんな状態の商品が、どんな査定を受けたのか、が皆さんの参考になると思っています。

買い取りに出した商品の状態を、画像をまじえて記載します。

商品本体の外観

使用時の装備は、純正カバーで全面覆う+液晶フィルムと、保護された状態で使っていました。

基本、美品だと思っています。

がしかし。

カバー・フィルムを外して外観をよく確認していくと、意外な小傷を見つけました。

▲裏面上部の黒い樹脂部分。わずかながらスリ傷のようなものが見られます。

▲側面。エッジ部分に小傷が。いつ付いたんだろう?

 

カバー&フィルム装備で完璧な美品のつもりだったのですが、完全には保護できないのですね。

「完璧」とはいきませんでした。このわずかな傷がどう評価されるか。

付属品の欠品は無し

▲箱・充電ケーブルとアダプタ・マニュアル等、付属品一式揃えて買い取りに出す。

イオシス買取のサイト上の参考買取価格は、こうした付属品一式がすべて揃った状態の金額だということは覚えておいた方が良いです。

業者によって、参考買取価格は本体の価格で、付属品は付いていればプラス査定になる場合もあります。Apple Trade inも、買い取り・下取りに必要なのは本体のみ。

イオシスは逆です。

付属品は付いていることが前提で、ひとつでも欠品があるとそれはマイナス査定になります。

 外箱、マニュアル含むすべての付属品のうち1つ以上欠品しているものは約5%の減額となります。

(出典:付属品について –イオシス買取

AirPodsの買い取りのときは充電ケーブルを欠品させてきっちり減額をくらいました
イオシス買取にAirPodsを売り渡したレビュー【中古品の状態/査定金額/査定内容】

査定の結果

査定内容のレビュー

イオシスからはe–mailで以下の内容で査定結果の連絡が来ました。

[ランク]:中古Bランク

[買取単価]:24,000円(キャンペーン+2,000円込み)

[商品備考]:フレームに傷が見られました。

Bランク。。査定シブい!

ではこの査定結果を当初ホームページで調べた「参考買取価格」と比べてみましょう。

誰でも見れる状態でホームページ上で謳っている参考価格と、実際の査定価格がどう違うのか。レビューとしてはここが大事、と考えます。

今回は、Bランク査定、その他減額・増額無しで、22,000円

+キャンペーン適用で24,000円でした。

  • 「フレームの傷」
    →側面の傷のことでしょう。ごく小傷なのですが、減額対象との判定。渋い。
  • 裏面上部の樹脂部分の小さな擦り傷:指摘なし

査定への感想と今後への気づき

繰り返しですが、査定渋いですね。

イオシス買取においては、中古品でAランク「使用感は少なく傷はない」の査定をとるのはかなり難しい。そういう印象を持ちました。

車で言う「新古車」のような、「新品同様」の品物でないと該当しないのかもしれません。

使用した中古品を買い取りに出す場合は、程度が良いとBランク程度が落ちるとCランク、大部分がこの2ランクに分類されるような感触を持っています。

今後イオシス買取の利用を検討するのに、良くも悪くも目安が得られました。

 

気づきが得られたところで、現実的にはキャンペーン増額を含めたイオシスの査定金額は、他業者と比べても(既述のとおり)最高水準と言えます。

今回の商品の状態でAランクがとれなかったことは残念でしたが、そのままイオシスに買い取りに出しました。

今回の反省点 ・・・特になし

今回は「こうすればもう少し高く売れた」という反省は特にありません。

早めに買い取りに動くことができた

今回、2014年発売のiPad Air 2から、2020年発売のiPad Air 第4世代に買い替えました。

中古品は時間が経つほど自動的に減価していきます。これは必然。

であれば不要になったらできるだけ速やかに買い取りに動くのが“吉”です。

過去の反省も踏まえて今回はそれが実行できました。

結果として、6年使った品物ですが、購入価格の30%弱を回収することができました。

傷対策はしていたので仕方がない

既述のように、今回買い取りに出したiPadは純正カバー+液晶保護フィルムで、傷を防ぐための手立てはとっていました。

減額対象となった側面の小傷は、いつ付いたものか全く検討がつきません。

できる対策はした上で、それでも減額査定を受けたものなので、ある意味諦めはつきました。仕方がないと。

したがい、反省点は特になし。

まとめ

イオシス買取」に、2014年発売のiPad Air 2の中古品を買い取りに出しました。

査定結果はイオシス内部基準のBランク、+キャンペーンによる増額で24,000円でした。

美品と、ある程度自信を持った品物でしたが、Aランクはとれず。イオシス買取でAランクを取るには「新品同様品」でないと難しいのかなという印象を持ちました。

とはいえ、イオシスは買取金額のベースは高い水準にあり、傾向を知った上で利用すれば、使いやすいおすすめできる業者と感じています。

今回の売り渡しでがっつり使用した後に購入金額の30%弱を回収できました

買い替えで不要になったら早めに売り渡しに動くことが、より高く売るコツです。

ケース+液晶保護フィルムを装着して使用していましたが、それでもちょっとした小傷がついており、結果的に減額査定を受けました。仕方なし。保護アイテムも絶対じゃあないですね。

参考になれば嬉しいです。それでは、また。