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NISA口座の金融機関を変更することにしました。
私にとっては今回が初めてのNISA口座の変更になります。
NISA口座は一人一口座です。いくつも持つことはできないので、今開設しているのとは別の証券口座でNISAを利用したい場合は口座を移動する必要があるのですね。
この記事では、変更元の金融機関での手続きを説明します。
「NISA口座の変更を考えている。でもやり方がわからないし、手続きが面倒そう。」
そんな方に読んで頂ければと思います。
やってみると手続きはけっこう簡単です。
目次
NISA口座を変更することにした理由
私の場合は、これまでNISA口座を開設していた変更元の金融機関がSBI証券で、変更先が楽天証券です。
変更の動機は、楽天証券で始まった、投資信託の積み立てに楽天カード(クレジットカード)決済を利用することができて1%のポイント付与対象になるサービスの存在です。これはNISA・つみたてNISAも対象です。
以前記事にしています。(▼)
楽天証券での投信積立で楽天カード決済をすると1%の楽天ポイントが付く…だって?!【他の追随を許さない新サービス】正直金融機関を変更するのは手続きが面倒だし、SBI証券に何らかの追随サービスを期待して少し待ってみたのですが。残念ながら追随サービスは特に発表されず、今回金融機関を変更することにしました。
現時点では、楽天証券のカード決済(ポイント還元)✕つみたてNISA は、最強の組み合わせだと思います。
有利な方法は積極的に採っていきましょう。
変更元の金融機関での手続き全体の流れ
まず手続きの流れを説明します。
以下、「変更元の金融機関」はこれまでNISA口座を開設していた金融機関のことです。前述のとおり私の場合はSBI証券です。
- 変更元の金融機関に、NISA口座の変更したい旨を申し出る。
- 変更元の金融機関から、「金融商品取引業者等変更届出書」が郵送されてくる。
- 「金融商品取引業者等変更届出書」を、変更元の金融機関へ返送する。
- 変更元の金融機関から、「勘定廃止通知書」が郵送されてくる。
こういった流れでした。
住所変更登録はしておきましょうね…
私の失敗談です。
上記手順1. のNISA口座変更を申し出た際、SBI証券に最新の住所が登録されていなくて、まずは住所登録を変更して、それが完了するのを待って再度NISA口座変更の申し込みの電話をする、という無駄な工程を挟むことになってしまいました。
キホン的なことですが、証券会社の住所登録は引っ越しをしたらちゃんと変更手続きをしておきましょう。(>自分)
手順をもう少し具体的に説明
SBI証券の場合は現時点では電話連絡一択でした。
これ、ネット申し込み可にならないものですかね。
- ネット申し込み不可、電話のみ
- 電話受付時間が平日日中のみ
- その電話も非常につながりづらい
というコンボでここに関してはけっこうストレスでした。
書類の名称はなんか漢字ばかりでわかりづらいのですが。
「てにをは」を付けると、NISA口座を開設する金融機関の変更を届け出る書類、ということでしょう。
▼こんな書類です。
必要事項を少しだけ記入して送り返します。
この書類を変更先の金融機関に申し込むときに使います。
変更元金融機関のネット上のマイページでポチッとすればすぐ送られてくる、わけではなく、こんなラリーが発生します。
変更元の金融機関での手続きはこれで終了
基本的にここまでの手続きはわりと簡単でした。
唯一、変更元の金融機関に口座変更を申し出る手順(これは私が使っていた金融機関のシステム・サービスの問題ですが)、私の場合はここだけがちょっとストレスを感じたところですね。
次からは変更先の金融機関(私の場合は楽天証券)での手続きに移ります。(▼)
NISA口座変更のやり方 ②変更する先の金融機関での手続き